【夏山個人山行報告】 剱岳(2999m)
◇山行日 2025年7月27日(日)~29日(火)
◇参加者 3名
◇アクセス 自家用車使用
◇道程 八王子I.C⇒岡谷J.C.T⇒安曇野I.C⇒扇沢駐車場・・扇沢駅→黒部立山アルペンルート→室堂ターミナル
◇登山コース
1日目 室堂ターミナル9:30・・みくりが池温泉9:45・・雷鳥荘10:15・・雷鳥沢キャンプ場10:50・・剱(つるぎ)御前(ごぜん)小舎(ごや)12:35/13:25・・剣山荘15:00
2日目 剣山荘3:00・・一服劔(いっぷくつるぎ)3:30・・前劔4:33・・平蔵(へいぞう)の頭(ずこ)5:50・・剱岳6:45/7:50・・平蔵頭8:20/8:35・・前劔9:15・・一服劔10:30・・剣山荘11:05
3日目 剣山荘6:15・・劔沢キャンプ場6:50・・劔御前小舎8:00・・雷鳥沢キャンプ場9:30・・
雷鳥荘9:55・・みくりが池温泉10:10・・室堂ターミナル10:30
◇感想
我々70歳超の三人は念願の【劔人(つるぎびと)】になりました。この三日間天候が良く、絶好のコンディションに恵まれました。一日目は扇沢から黒四ダムを観光し、電気バス、ケーブルカー、ロープウェイ、電気バスと乗り継いで、室堂ターミナルから登ります。雷鳥沢を経て、劔御前小舎までの急登を、シニアの体力の限界を感じながら登りました。幾つかの雪渓を通過し、剣山荘を目指しました。途中の休憩で、雲の切れ間より剱岳が現れその偉容な壮大さに自信を失う程でした。 二日目は本番の剱岳アタックです。満天の星空のもと、ヘッドライを灯して出発です。その道は多くの鎖場が連続し、一服劔、前劔を経て剱岳山頂へと続きます。9番目の鎖、「カニの縦バイ」を登り切り、山頂へ。山頂では北アルプスの山々や富山湾が一望でき、爽快な360度の展望を楽しめました。朝食を摂り、下山は10番目の鎖、「カニの横バイ」を経て、ゆっくり慎重に歩を進め、剣山荘に向かいました。 三日目は劔沢キャンプ場を抜けて、剱岳を背にしながら、室堂ターミナルへ向けて下山です。劔御前小舎まで登り切り、再び雷鳥沢を下ります。そして室堂ターミナルへ登り返して、念願だった剱岳の山旅を終える事が出来て、充実感と少しだけ自信を得た気がしています。KKさん、KHさん有り難うございました。 (記N.O)
剱岳の企画が出たときに、何の根拠も無く参加すると言ってしまい、まだ登山歴二年の私が行っていいのか段々自信無くなり、直前まで悩んでいました。結果としては大変でしたが、今回参加しなければ、多分一生涯行けなかったと思うので、企画して頂いた、KKさんに感謝します。2日目は午前3時の暗い夜道を剱岳に向け出発して、7時前に山頂に到達して感動しました。大変ではありましたが鎖場は腕力を使えるのであまり苦ではありませんでした。ゆっくりペースでしたが、日本一難しい山に登れて本当にいい体験が出来ました。逆に剣山荘に行くまでの登りが、暑さも有り、体はしんどかったです。途中の雪渓歩きも楽しかったです。振り返れば、楽しさより、私には達成感で満足できた三日間でした。KKさん、NOさん貴重な体験にご一緒頂き有り難うございました。 (記K.H)
扇沢駅始発の立山黒部アルペンルートを乗り継ぎ、登山口の室堂に降り立つ。玉(たま)殿(どの)湧水(ゆうすい)で喉を潤し、ボトルにも給水。かつて無い緊張感の中、憧れ、目標だった剱岳へ向けて出発する。長く急な雷鳥沢を登り詰め、稜線に建つ劔(つるぎ)御前(ごぜん)小舎(ごや)に着く。ここで劔岳の山容を目に出来るのだが、ガスの中だった。昼食後、劔御前中腹を巻いて雪渓を幾つか横切り、二晩の宿、剣山荘を目指した。途中、一瞬ガスが切れ劔の山頂が見えたが、あまりに高く遠かった。あそこに登り切れるのか不安がよぎる。翌朝3時いよいよ山頂へ。鎖場に記された番号をたどり、繰り返し急傾斜の岩場を慎重に進む。難所を通過ごとに景色を楽しむ余裕も生まれ、メンバーにも繰り返しスマホを向け、「雄姿」を収めた。前劔(まえつるぎ)まで来ると目指す山頂が目の前にあった。名所(?)カニのタテバイを越えて、遂に小さな祠がまつられた山頂に立った。この達成感はやはり特別なものだった。三角点を囲み、朝食を終えてしばらく景色を眺めながら、私はもう二度と来れないだろうなと感傷的になった。その後少しも気の抜けない下山を続ける。そして何度も振りかえり、攻略を果たした「岩と雪の殿堂」を目に焼き付けた。 (記K.K)






