8月空木岳個人山行記録
山行日: 2023年8月17日(木)18日(金)19日(土)
交通: 自家用車 八王子→岡谷→駒ヶ根→駒ヶ根高原
コースタイム: 1日目 駒ヶ根高原8:15→9:33林道終点9:45→11:22池山小屋
2日目 池山小屋5:27→6:07マセナギ→7:58ヨナ沢の頭→
9:13空木岳避難小屋→ 10:22駒峰ヒュッテ10:32→
10:55空木岳11:10→11:15駒峰ヒュッテ11:27→11:57駒石→13:11ヨナ沢の頭→11:38マセナギ→15:26池山小屋
3日目 6:00池山小屋→7:05林道終点7:15→8:05駒ヶ根高原
【感 想】
車を降りると霧雨が降っていたが出発した。広葉樹林帯のジグザグの登山道を、我々に は重いザッツを背負い一歩々進む。平日でこの様な空模様の為か他の登山者には誰にも会わない。程なくして今夜の宿泊地小屋に到着。無人小屋で、3人の他には誰もいなく貸切状態である。着替えの後、少々お酒は足らなかったが山談議に盛り上がる。
次の日、天気晴れでまずまずの登山日和のようである。今日は金曜日の為か登山者が早朝から登って来る。我々は老人なので若い人達には次々と抜かれる。大地獄には7~8mの鎖が有り楽しんで登る。空木平の枯れた沢の登りは大変堪えた。少々時間が掛かったが山頂に立つ。山頂での喜びを味わい、下山は駒石コースを選んで小屋に到着。3日目駒ヶ根高原駐車場に3人無事に到着。お二人さん大変お疲れ様でした。(Ns)
健脚者では、10時間以上もかけ日帰り山行する山のようだが、中嶋さんのゆとり有る登山計画に、安心感を持って登山口を後にする。
今日の歩きは3時間ちょっとの行程だ。さほどの急坂もないが、着ているシャツに乾いたところはない。宿である池山小屋前の水場で容器を満たす。昼前に小屋に着いた。この時間なので先客はない。濡れた服を着替え、昼食にする。NSさんとOYさんはそのまま酒宴が始まるのだが。・・・。重い荷を嫌い、酒が足りないようである。明日のため、小さなカップ酒を一つ残している。二人には、明晩はさびしい夜になりそうだ。
二日目、朝食もとらず山頂に向かう。休憩場所で摂る予定だ。梯子や鎖が続く難所、大地獄、小地獄を超え、空木平の避難小屋まで来た。傾斜は増し、足取りは更に遅くなる。そして白い岩の点在する山頂に着いた。ここから北には木曾駒ヶ岳へ。
南は南駒ケ岳へ道が延びている。私たちは来た道を戻り、小屋でもう一晩過ごした。16時頃、縦走途中に立ち寄った若者が一人だけ。今夜も3人で貸切だった。このような老人3人に相応しい余裕ある山行を今後も続けて行けたらと思う。お二人、有り難うございました。
(KK)
(中央アルプスきっての岩峰「空木岳」)
17日は駒ヶ根高原スキー場の駐車場登山口(標高850m)から標高1,760mにある池山小屋(避難小屋)まで、ひとり10キロから15キロのザックを3時間かけて担ぎ上げ、翌日に備えて鋭気を養う。翌18日は午前4時過ぎに起床、寝袋等をリパッキングしザックを小屋に残して、朝・昼食用の菓子パンと飲料、雨具など必要最小限のものをサブザックに詰め、午前5時20分に小屋を出発。空木岳山頂(2,864m)までの標高差1,104mの長い行程の始まりである。途中「マセナギ」から「ヨナ沢の頭」までは「大地獄」・「小地獄」と称され、切り立った痩せ尾根を鎖・ワイヤロープ・梯子をかけて無理に登山道として整備したのであろうか、事故が多発する危険な箇所が無数にあり、ここを通過するのに40分~50 分を要し、緊張の連続であった。「大小の地獄」を通過して一息入れる間もなく、沢沿いの岩がごろごろする急騰のガレ場で、直射日光にさらされながら、彼方にそびえる空木岳の頂上を見上げると戦意が喪失するので、足元のみを見ながら一歩一歩、歩を進める、まさに自分との戦いであった。
頂上に着いたのが午前11時20分、実に6時間を要する登りの行程である。頂上からは360度の展望で天候に恵まれたこともあり、これまでの苦労が報われた瞬間である。「大地獄」「子地獄」を、下りで通過する必要があるため、頂上では昼食のパンをかじりながら、写真撮影もそこそこにして、午後12時前に下山を開始し、池山小屋に到着したのは午後4時前、実に一日の歩行時間10時間を要するハードな山行であったが、百名山「空木岳」は私の記憶に残る一座となりました。計画いただいたNSさん、KKさんに感謝です。(Oy)


